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日本の美邸に掲載

日本が世界に誇る住宅を紹介する人気雑誌の「日本の美邸」にIn Kanazawa Houseを掲載いただきました。


日本の美邸


<記事抜粋>

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IN KANAZAWA HOUSEは築約100年の金澤町家で、元は染め物屋だった建物をリノベーションした。今ここでは金沢でしかできないユニークな体験を主に外国人観光客に提供している。

初めて金澤にくる外国人にとって、興味を惹かれるのはなんといっても「食」のことではないだろうか。世界的な和食ブームとなっている昨今、金沢の新鮮な魚、郷土色豊かな食材が手に入る場所といえば近江町市場である。IN KANAZAWA HOUSEでは金沢市民の台所、と言われるこの市場で料理研究家と一緒に食材を買付け、自分たちで調理をし、そして食事ができる体験ツアーが準備されている。さらに金沢にある3つの茶屋街、「ひがし」、「主計町」、「にし」の芸妓の踊りとお座敷太鼓と割烹の懐石弁当がセットになったコースや、仏教寺院での朝粥体験、白山サイクリングツアー、手毬寿司づくりのコースと、盛りだくさんな体験が用意されている。旅行客にとってガイドブックを見ながらお決まりの観光地を訪ねるだけではない、本物の金沢の魅力に触れられるのが醍醐味だ。

企画・運営をされている株式会社こはくの代表取締役、山田滋彦さんは金澤町家の美しさとその価値に魅了された一人だ。和室はもちろん、坪庭やキッチン部分に大幅に手をいれ、多目的使用ができるように細かい部分にこだわりプロデュースした。「金沢に住んでまだ1年。外の人間だからこそ、わかる魅力もある。地元の人にもいろんな用途で利用してもらいたい」と、ヨガや会議にも使ってもらえるようスペースはレンタルすることもできる。

立地場所は観光地から離れた住宅地にあり、戦火を免れた城下町金沢の細い路地を通って辿り着く。ひっそりと隠されていた町家が今多くの人々を魅了し始めている。

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写真 ニック・ヴァンデルギーセン

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